ワシタイプとは、感受性が鋭く、自分の内側や外側の変化を敏感に察知する人のことを指します。
周りとの協調性を重視する世話好きで面倒見のいい性格から、組織や仲間のために献身的に働きます。
その一方で、人に気を使いすぎるため、自分が決断できることも我慢してストレスを背負い込みやすくなります。
場の空気を読みまくる典型的な日本人気質と言えるでしょう。
「そんなに気を使わなくてもいいのに……」とよく言われる場合は、おおむねワシタイプです。
集団の中でのルールを守ることに安心感を覚え、何ごとにも責任をもって誠実に対処します。
ほどほどに自信があり、オールマイティに仕事をこなす行動派でありながら、迷いが多いのも特徴の一つ。
つい用心深くなってスムーズな行動が取れないのです。
迷った際には、身近な人に相談して問題の解決にあたります。
自分の殻にこもるタイプではありませんが、人の意見を尊重するあまり、ストレスを負うことも少なくありません。
ネガティブな感情を内側に溜めやすく、ワシな行動パターンが目立つようになると、共感性が薄まって人間関係がぎくしゃくし出します。
また、献身的な性格で無償の奉仕も惜しみませんが、心の隅では「いい人に見られたい」という評価の見返りを期待しています。
そのため相手に感謝の気持ちが見られないと、期待を裏切られたことで逆恨みをするような傾向も。
賞賛されたいという自己愛の裏には、自己否定感からくる不安があることにも気づいてください。